2017年3月19日日曜日

今日のニュース


「先端人」というコラム(?かな)で、『脳の「仕様書」作りたい』というタイトル。この記事が経済欄にあるのも不思議だ。

京大霊長類研究所助教の井上謙一さんが、「2015年、世界で初めて霊長類のアカゲザルで、特定の神経回路を生きたまま操作することに成功した。」とか。実験のサルの目を動かしたり、目の動きを遅くしたり、速めたりすることができたようです。

彼の意図は、脳の構造を解明することだけでなく、配線や役割を示した「脳の仕様書」を作る事。神経回路を選択的に、狙ったタイミングで操作できるようになれば、パーキンソン病や鬱病などの病態の解明や治療法の開発にもつながると言っています。

で、

人類は、また、新たな脳の仕組み、メソッドを発見したようで・・・、不安は尽きない。






もうひとつ。読書欄で、辻邦生の写真を見ました。「文豪の朗読」という欄で、書いた著者自身が朗読したものを聞いて、聞いた人がどのような感想を持ったか・・・、の記事です。

辻邦生先生は、存じ上げないし、彼の著作を読んだこともないのですが、彼の奥さん、辻佐保子先生がわたしのゼミの先生だったのです。全然関係ありませんが、ものすごく懐かしくて・・・。ご両人ともすでに亡くなられておられますが、佐保子先生の死亡ニュースを朝日新聞で見つけた時は驚きました。ご主人の死後、一人暮らしだったようですが、佐保子先生は死後1週間たってから、発見されたのでした。

今もその新聞記事を持っています。ニ度と読み返す気はありませんが、なにかゴミ箱に捨てられなくて・・・。







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